子どもをバイリンガルに育てたいと思うお父さんお母さん。バイリンガルに子どもを育てて将来どんな職業に就いてほしい、どんな職業につけるのか 考えたことはありますか。
英語と日本語のバイリンガルであれば、その英語力を生かした仕事から探せるようになります。
今回は英語を使うお仕事についてお話いたいと思います。
英語を使うお仕事① 日英通訳者
通訳者は異なる言語を使う人たちの間に入り、話し手の言葉を聴き手が使う言語に変換する「口頭による話し言葉」を扱うのがメインの仕事です。
国際会議やセミナーなどでの「同時通訳」、商談や会議での「逐次通訳」インタビューなどでよく見る、耳元でささやくように通訳している「ウィスパリング」などがあります。
必要なスキルとしては、英語のスキルだけでなく、あらゆる人の通訳をすることになるので対人スキルが重要になります。
英語を使うお仕事② 日英翻訳家
翻訳者は異なる言語の文章を相手の言語に変換する、書面での仕事がメインです。
外国語の小説や絵本などを訳す「出版翻訳」、映画やテレビなどを略す「字幕翻訳」などがあります。
必要なスキルとしては、英語のスキルはもちろん、翻訳上必要になる調査や情報集め、異文化の歴史などを学ぼうとする知的向上心が必要になります。
英語を使うお仕事③ 児童英語教師・英語教師
英語教師といってもいろいろあります。
児童英語教師は、一般的に0歳から小学校6年生までの子どもに英語を教える仕事です。2020年から小学校での英語導入に伴い注目されています。
とくに特別な資格は必要ありませんが、英語力だけでなく、子どもに英語を教える指導力が必要になります。
中学校・高校の英語教師は、教員免許が必要になるだけでなく、それぞれの受験対策に役立つ英語の知識が求められます。
バイリンガルを活かした仕事には、語学力以外にも専門的なスキルが必要になる仕事が多く、またコミュニケーション能力も大切になっています。
子どもの可能性を広げるためにも、英語だけでなく他の能力も同時に高めてあげることも大切になるのではないでしょうか。