おススメの英語読み聞かせ絵本 3歳編

3歳になると2歳よりもさらに言葉が豊かになり、何でも「なんで?」「どうして?」と好奇心の塊になっていることでしょう。
色んな人との関わりを通じて世界が広がり、絵本のストーリーも複雑なものも理解できるようになってきます。
2歳までは絵や本の仕掛けをを楽しむ領域でしたが、3歳からはいよいよお話を楽しむことに重点を置き始めても良いでしょう。

3歳は言葉の重みが増す年齢

3歳は言葉の理解が深くなり、これまで目で見たり耳で聞いた情報と一致させ、どんどん自分の知識や世界を広げることができる年齢です。
何気ない一言でも、ものすごいスピードで様々な情報と結びつけ、定着させるということが脳内で起きているのです。
そのため、読み聞かせをする際は、一度にたくさんの情報を与えるのではなく、聞き取りやすい声で、ゆっくりとしたスピードで読むことを心がけましょう。
また、沢山の情報が入ってくる所では、こどもは情報の取捨選択ができません。騒がしい環境ではなく、落ち着いた雰囲気の中で読むことも重要です。

おススメの読み聞かせ絵本

My First ABC (My First Books)

著者:Sarah Davis、Dawn Sirett
出版社:DK Children

AaからZzまで順番に単語を網羅する、アルファベットを覚えるのに最適な一冊。
1つのアルファベットに対して1つの単語ではなく、5~10個くらいの単語が紹介されており、
イラストではなく全て写真で掲載されているため、絵本というよりは辞典代わりとして使用できます。
紹介されているアイテムは、子どもの日常生活に即したものばかりなので、覚えたらすぐに使うことができます。

I Like It When . . .

著者:Mary Murphy
出版社:HMH Books for Young Readers

「ペンギンのおやこ」シリーズの第一作で、NHKの子供番組内で「リトルペンギン」というタイトルでアニメ放送もされていた人気作。
子ペンギンが親ペンギンとする好きなことがつづられており、親子の触れ合いを通じて優しい気持ちになる、寝る前の読み聞かせにピッタリの一冊です。
「I like it when you hug me tight.」「I like it when we kiss good night.」と読みながら、ぜひお子様とスキンシップをしてください。

Goodnight Moon

著者:Margaret Wise Brown
出版社:Two Hoots

こちらも寝る前の読み聞かせの定番として、出版から70年以上も愛され続けている絵本。
短い分の繰り返しになっているため、親子で音読しやすいようになっています。
また、暖かく優しい印象のイラストで、ページをめくるごとに段々暗くなっていくのが最大の特長です。
「暗くなったからもう寝ようね」といって読み聞かせを締めくくることができますよ。

Good Night, Gorilla

著者:Karen Katz
出版社: Grosset & Dunlap

「おやすみゴリラくん」のタイトルで日本語でも人気の絵本。
静まり返った夜の動物園。いたずらゴリラ君が警備員さんからそっと檻の鍵を抜き取ってしまいました。園内の動物たちにお休みを告げて回る警備員さんの後ろで、ゴリラ君が檻の鍵を次々に開けてしまって…?
檻から出て自由になった動物たちの行動が以外で楽しく、親子でどうなるのかな?とドキドキしながら一緒に楽しんでくださいね。