0歳から英語の絵本の読み聞かせをすることについて、まだ早すぎるんじゃないの?
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
バイリンガル教育において、英語教育が早ければ早い方が良いと言われる理由の一つには、
日本語と英語の周波数の違いがあげられています。
日本語の周波数は125~1,500hzとなっていますが、
英語では英語は2,000~12,000hzとなっています。(米英語の場合750~5,000hz)
この周波数の違いを聞き分けることができる能力は、おおむね7歳までと言われており、
7歳を過ぎると、その能力はどんどん失われていってしまいます。
このため、日本語だけを聞く環境の中で育つと、
日本語と周波数の一致しない英語を聞いても、聞き取ることが難しくなる、
ということになってしまうのです。
よってバイリンガル教育においては、
成るべく早いうちから正確でキレイな発音の英語に触れておくことが大切なのです。
親子のコミュニケーションが大切
正確でキレイな発音の英語に触れることが大切とはいえ、ただTVやCDを流し聞きするような環境では全く効果がないことが分かっています。
言語はあくまでもコミュニケーションの中で身につくものです。
赤ちゃんの頃は親子のスキンシップを大切にしながら、沢山話しかけてあげてください。
英語の読み聞かせをしてくれるとき、お母さんが笑顔で楽しそうに話しかけてくれてとっても幸せ。
そう赤ちゃんに感じる環境をつくることが、バイリンガルへの一歩となります。
おススメの読み聞かせ絵本
Where’s Spot?
著者:Eric Hill
出版社:Warne
子どものファーストブックとして世界的に大人気のしかけ絵本です。
お母さん犬が、赤ちゃん(Spotという名前)を探すストーリーになっていて、
家の中の色々なところを探すと、別の動物たちが隠れていますので、
ページをめくるたび、「ここかな?」「あ、くまさんだ!」といろんな動物の名前も覚えることができます。
HUG
著者:Jez Alborough
出版社:Candlewick
お散歩中の子ザルのボボが、散歩中に他の動物の子どもたちがママにハグをしてもらっているのを見て、
うらやましくなってしまいます。寂しそうなボボちゃんはママに会えるのかな?
色んな動物が登場して「Hug」をするシーンが描かれているため、
ママも〇〇ちゃんを「Hug」といって、読みながら赤ちゃんをギュッとするのがおススメです。
Where is Baby’s Belly Button?
著者:Karen Katz
出版社: Little Simon
こちらの絵本は、体の部位の名前を覚えるのにおススメのしかけ絵本です。
「Where is baby’s belly button?」と言いながら、
やさしく赤ちゃんのおへそをツンツンしてみましょう。
楽しく赤ちゃんとスキンシップしながら、読み聞かせを楽しんでくださいね。
Pat the Bunny
著者:Dorothy Kunhardt
出版社: Golden Books
1940年初版のしかけ絵本のロングセラー。
ふわふわのうさぎさんをさわったり、花の良い匂いを嗅いだり、鏡で遊んだりと、触感、嗅覚、視覚などをフルに使って楽しめる絵本です。
最初の内は読み聞かせを全く聞かなくても、ひたすらページをめくって、見て触って楽しい!絵本って楽しい!と感じることができれば問題ありません。